Twitterでふぁぼったものをひたすら試します

DroidKaigi 2019でネットワーク班の指揮と雑用をしました #droidkaigi

準備をする

今回のおもしろ話:配置設計と備品

配置設計を行う

使用機材の数と位置は以下の要素から決まる。

  • 部屋ごとの定員
  • LAN口位置
  • 参加者の座席位置や動線
  • 電源容量
  • 大規模な通信の予定

APの数は「50接続/台」で計算する。200人定員の部屋なら4つ置くことを考える。でもうまく分散しなくて1台あたり接続数100とか普通に行くんだよねしょうがないね。
SWの数は1部屋1台くらい。電源とかポート数次第。

機材の位置は、
ケーブル長は100m以内(※カテゴリ5e)にしなくちゃなあ、とか、
この会場はLAN口がどこにあるかな、とか、
人や車椅子がたくさん通りそうだからここは避けよう、とか、
バリスタマシンと同じところから電源とるとブレーカー落ちるからだめって言われた、とか、
参加者用電源席と同じところから電源(ry、とか、
録画したりYouTube配信したり、とか、
マグネットでドアの上を架線すれば動線邪魔しないんじゃね!、とか、
etc…

そのため、図を見たり会場&各部署と交渉したりするほうの仕事が多い。機材位置決定問題が充足不能に陥りかける点を除けば初心者でもできるお仕事です!

備品を調達する

備品調達も大事なお仕事

www.endeworks.jpiOSDCで肉の話してる会社 機材レンタル会社

↑物理構成図を描いたり落書きをしたり宣伝をしたりする。壁に粘着テープを使えない会場では、この静電気シートを介することで壁にSSID/PASSWORDの紙を掲示することができる。

↑どうしても人の動線を横切るようにケーブルを敷く場合はこれで固定する。ゴムマットを敷くのは重たすぎるので、2〜3本束ねるくらいならこちらのほうが簡単で便利。マジックテープ式なので何回でも使える。

↑カーペット以外の材質の時はこちら。テープ中央には粘着剤がついてないので、ケーブルがベトベトにならない。撤収時に剥がすのもらくちん。

↑機材を触るわるいやつ避け。作業中エリアの周りに貼って縄張り宣言することも

↑同上。機材にべたっと貼って威圧する。

本番を迎える

機材を置く

人に蹴られないように椅子の上に置いたらスイッチの排熱がうまくいかなかったぽくてめっちゃ温度上がった。椅子の下が正解だった。

監視をする

今回はZabbixのほかにGrafanaも使ったので、らくらくきれいにグラフを表示できた。

f:id:S_Shimotori:20190208144425p:plain:w400
こちらは展示ルームの接続数推移。
休憩時間ごとにみなさんが訪ねてくるので接続数が跳ね上がっていること、
Day1のパーティ終了後(2月7日20時)にスタッフたちが戻ってきて接続数がちょっと増えていること、
Day2のお昼頃(2月8日11時)に意味深なデータ欠損があること、
が読み取れる。

暇になる

どうにかうまく軌道に乗って暇になり、みんな遊び始める。

例:

  • "本物"のネットワークとか称してGlobal IP配り始める人
  • どろいどくんの落書きをする人
  • IPv6じゃないと"本物"のネットワークじゃないとか言い出す人
  • Ciscoスイッチで遊んでるのかNintendoスイッチで遊んでるのかよくわからない人
  • Cat5e作成体験会

人類は2種類に分類できる。研究室でLANケーブルを散々作らされた人と、そうではない人の2種類である。

事故る

時刻 できごと
11:00 運用も2日目に入ってやることないし眠い
11:01 全断発生
11:05 わたし、APが緑点滅していることに気づく。ほか全員目が覚める
11:20 どうやらONUが息してないことに気づく
11:25 2台目のONUに換えることでことなきを得る
11:35 元どおりになったことを確認

ONUは会場に設置している機器のなかでも1番ねっこのほうにあるもの(というかNTTのやつ)なので、これが息してないと全滅である。

実は会場全体用と配信用でフレッツを2回線契約しており、配信用のONUに乗り換えることで復旧した。YouTube配信用に念のため2回線契約していなかったら詰んでいた。(帯域的にはいらなかったんだけど、冗長化の面では必要だった。)

おいたをしたONUは復旧後暇になった人々により祭り上げられた。

"初期化しました"……
正確には、運用中に突然の再起動をキメてくれた。しかもすぐに元に戻らない。
写真内の製品注意書きにある通り、アップデートの為に再起動することがある、とのことだが、ONUのログの時刻がガバガバである以上、アップデートをしてしまったのか他の理由で再起動しちゃったのか、何しでかしたんだかよくわからない。歴戦の皆様もONUが事故ったのは初めてだとか。

(誰かZabbixからSlackへの通知作ってくれないかな〜、パトライトとかをくるくるまわすのでもいいよ!)

今回の記録

Day1 Day2
同時最大接続数 880 879 979
下り最大 218.3Mbps 228.6Mbps
上り最大 107.1Mbps 99.2Mbps

ぎりぎり1000にとどかなかったあ!今年こそはと思ったのに〜。ご利用ありがとうございました。

【2019年三が日企画】iPhone VoiceOverで三が日を暮らしてみた

三が日には何か新しいことをしましょう。今年はVoiceOverに挑戦しました。普段使っているアプリをVoiceOverオンにして使ってみます。 選んだアプリは私が普段愛用しているやつ順不同で、「もし失明宣告を受けたら私のiPhone生活はどうなっちゃうんだろう」というシチュエーションでやっています。それと、本体設定が英語なので読み上げは日英混合です。

アクセシビリティとは

www.apple.com

世界で最もパーソナルなデバイスは、すべての人が使えるように設計されました。だから、視覚に障がいのある方がみんなとセルフィーを撮ることも、聴覚に障がいのある方がお母さんに国際電話をかけることも、首から下の体を動かせない方が友だちにテキストメッセージを送ることもできます。

視覚障害者の数

code.kzakza.com

ロービジョンの人の割合が思ったより多い。ロービジョンとひとくちにいっても症状は様々なので、アプリの使い方もきっと人によって様々。

Voice Overとは

www.apple.com

VoiceOverはジェスチャーで操作する画面読み上げ機能です。画面を見なくてもiPhoneの楽しさと便利さを体験できるようにします。

基本的に、

  1. 選択したい項目のところをシングルタップ。四角い枠がつく。
  2. 1.の状態で画面の任意の場所をダブルタップすることで、初めてその項目を選択したことになる。

という2ステップで通常時のシングルタップ操作相当になる。

他にはローターという操作もある。
support.apple.com

個人情報を映しているとき(あるいは視覚情報無しでの操作を試したいとき)はスクリーンカーテンで。
support.apple.com

いろんなアプリを触ってみた

基本操作まわり

テキスト操作

これがめっちゃ難しい。音声入力だけは簡単なのでひとまず安心なのだが、修正やら何やらをしようとすると途端に難易度が上がる。
「VoiceOver」の設定方法②(入力モード~ダブルタップのタイムアウト) | iphoneMAX

是非みなさんもNotesアプリあたりで文章修正やコピーペースト操作に挑戦してみてほしい。
3678 Re: VoiceOverにおけ る範囲選択について - Apple Accessibility Mailing List Archive
行選択やApp Switcherが誤爆してもう無理。私は諦めました。

スクロール操作

UITableViewやブラウザで出したなが〜いページなど。

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はてなブックマーク - 電話ボックスに侵入して日向ぼっこしている猫が平和すぎてめっちゃ可愛い「いい場所見つけたなぁ」 - Togetterのようななが〜いページでもいちおう大丈夫。

スクロールする方法は2通りあって、

  • 3本指で上下スワイプしてページめくりする
  • ローターメニューで適当なものを選択した後にシングルスワイプで項目移動する

しかし任意の位置にスクロールができないので、レイアウトによっては若干つらさがある。どういうことかというと……

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ナビゲーションバーや広告で隠れてしまう部分(右側のスクショの灰色にした部分)にフォローが入らないということである。任意の位置にスクロールできないので何が書いてあるのかすぐに確認できない。項目移動であっても、やっぱり他のコンテンツに隠れていたり、一気に下方に飛ばされるなどして厳しい。

UIPickerViewは「pickerviewを選択→シングルswipe up/downで1つずつスクロール」なので簡単。

Twitter関連

私は普段公式アプリではなくThe Worldを使っている。で、VoiceOverにすると途端に使えなくなってしまうのがこのThe Worldのようなアプリ。シングルタップやダブルタップにアクションを割り当てるなどと言っている場合ではなく、大半の操作が不可能になってしまっている。そういう仕様のアプリだし個人制作の無料アプリだから仕方ないんですけど。

Twitter公式アプリはアクセシビリティ対応済みで、Cellを選択するだけで「ツイート主〜ツイート内容〜リツイート主」と一通り読み上げてくれて便利。ツイートを時系列順に戻せとか文句垂れてる場合じゃない。

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↑「しもとりミドルドットニートミドルドットしぐれ, 三が日企画には早いけどでアクセシビリティ機能onにしたらゲームで遊べなくなったミドルドットミドルドット, 1 day ago」。リプライなどのボタン類はタップしても一切反応せず、ローターメニューから行えるようにしてある。

Slack

VoiceOverがDroidKaigiをどろいどけーじーって読む(´・ω・`)

大人気アプリなので完全対応されているのでは!と思ったら、使えそうで絶妙に使えない。

  • 未読件数どころか未読があるかどうかすらも読み上げてくれないので、どのワークスペースやチャンネルを読んだらいいのかわからない。
  • リアクション周りが非対応。

ほか、いろいろ。デスクトップ版の方の使い心地は試してないけど、視覚障害の方がいるコミュニティでのiOS Slack利用は正直お勧めできない。せっかく便利なのに残念だ。今後対応してくれるのかな?してくれると嬉しいね。

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↑上の発言は「s_shimotori, おいしいものがたべたいな, 6:11 PM, December 30th, 2018two reactions」。このtwo reactionsとはtwo types of reactionという意味であり、何人が寿司とピザをリアクションしようともtwo reactions。詳細画面に行きさえすればリアクション内容や人数も喋ってくれる。
↑下の発言は「s_shimotori, 人の金で, 10 minutes ago」(10分後に読み上げてもらったとき)。取り消し線の読み上げは無理だった。

スクリーンショット加工

VoiceOverオンの時にスクリーンショットを取ると、左下ににゅっと顔を出すプレビューにフォーカスが移るので、そこから加工画面にいける。しかしここで求められているのはハンドルをドラッグするなどの操作であり、VoiceOver使用時は何もできない。

Safari

他と同じように操作できる。あとは各サイトさんのアクセシビリティ対応次第。
どこでウィンドウ閉じるんだろう?と思ったらローラーメニューにちゃんと設定してあった。

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乗換NAVITIME

乗り換え案内を華麗に読み上げてくれると思ったのに!
情報量が豊富なのが仇になっている感じ。例えば次の箇所を選択して読み上げてもらうと……

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「ブラックアップポインティングトライアングル、ブラックダウンポインティングトライアングル、籠原行、7、5、JR高崎線、番線、番線、発、着、154円、5分」

つらいっす。

日経電子版

記事の個別ページで操作と読み上げが効かない。つらい。記事一覧は読めるので、1日何があったかくらいはわかる。

Instagram

写真がメインコンテンツではあるが、Photosアプリみたくちゃんと写真の中身を読み上げてくれる。

f:id:S_Shimotori:20181230175015p:plain:w100
↑「Photo via S_Shimotori, Image may contain fruit and food, Image」

めっちゃおいしいいちごとメロンのパフェとか読み上げてくれたら最高なんだけどなー。将来的にやってくれればなー。

MoneyForward

非対応っぽいけど使えないことはない……と思ったがカテゴリ選択が操作不能なのでやっぱ厳しかった。

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↑ここからアクションが発生してくれない。

(おまけ)ゲーム関連

VoiceOverをオンにしたらどうなるのか。

FEヒーローズは謎のTextFieldが邪魔して何も操作できない。挙げ句の果てにはキーボードが出てきてしまった。しかもしまえない。どこに隠れてたのか逆に気になってきた。
f:id:S_Shimotori:20181229185512p:plain:w100

どうぶつの森はいつも通りのプレイ。

ゲームがVoiceOver対応していることはまずないだろうけど、あなたは徐々に失明してゲームもままならなくなりますとか言われたら泣いちゃう。

まとめ

  • 健常者に使いやすいUIが視覚障害者に使いやすいとは限らない。というか凝ったものほど使いづらいのでは…
  • 有料版があるようなサービスでも完全対応しているわけじゃないみたい

結構便利で愛用しているアプリがいくつかあるのだが、目が見えなくなったら下手すると使えなくなるんだと思うと悲しかったり寂しかったり。
みんな、余力を見つけて開発していこうな!

iOS以外でも前向きにSwiftを使いたい話

本記事はこれです。

qiita.com

iOS以外でSwiftの出番がない話

皆さんはiOS以外でSwiftを採用したことはありますか?私はないです。Swiftとかいうマイナーな言語を授業や研修で使うわけがありません。

「言語何にするー?」
Ruby/Java/Pythonならみんな書けるっしょー?」完

たまにはSwiftって言われてみたい……
全員がiOSエンジニアにも関わらずiOS以外をやる用事があればSwiftになるかも?

たとえば、iOSコミュニティでサーバサイドをやることになったとか……

アクセスポイント毎の接続数をSwiftを使って取得する

具体的には

自前でカンファレンスのネットワーク環境をやろうと思った時には、ログを集めたり監視したりするように作らなければならない。ここでネットワーク管理ソフトウェアZabbixの利用が候補に上がる。

ざっくりとした図:
f:id:S_Shimotori:20181220235419p:plain

例えば、各APの接続数は、APの親玉であるWireless LAN ControllerからZabbixに届けられる。
ZabbixはREST APIで叩くことができるので、あとは煮るなり焼くなりVaporでヒートマップを出すなり自由。もしwebassemblyが完全対応すればWi-Fiヒートマップの描画までSwiftがやっちゃうかもしれない。

SwiftでZabbix REST APIを叩く

Linux(適当なUbuntu)サーバ上で叩くので、Linux対応のライブラリがあると便利。Package.swiftが置いてあるかというよりも、READMEで名言されていたり #if os(Linux)ソースコード上にあったりIBMだったりするほうが信用度高め。

github.com

let request = RestRequest(method: .post, url: "http://Zabbixホスト/zabbix/api_jsonrpc.php")
request.messageBody = try! encoder.encode(略)
request.response { data, response, error in 煮るなり焼くなり }

略の部分に、たとえば

{
    "auth":"ログインした時に返ってきたやつ",
    "method":"item.get",
    "id":1,
    "params":{
        "search": {
            "name":"* Ap If No Of Users * GHz"
        },
        "searchWildcardsEnabled":true,
        "output": ["name", "key_", "lastvalue", "prevvalue"]
    },
    "jsonrpc":"2.0"
}

というふうになる struct Hoge: Encodable を与えておくとZabbixから接続数が取れる。

Zabbix自体をカンファレンス参加者に叩かれるわけにはいかないし、キャッシュの役割をする人がいてほしいので、Vaporを立ててそこからAPIやらhtmlやらを出させるとなおよし。

github.com

routes.swiftに上手に書けばVapor1人で両方出せる。テンプレートを使ってりっちにhtmlをやりたい場合はleafもセットで。

.package(url: "https://github.com/vapor/vapor.git", from: "3.0.0"),
.package(url: "https://github.com/vapor/leaf.git", from: "3.0.1"),

なんでこんなことしなくちゃいけないの?

え、自分の所属するコミュニティのカンファレンスのネットワーク環境やっていきたくないんですか?

まとめ

興味がある人はそのへんのカンファレンスのネットワークチームを乗っ取っていっしょにSwiftまみれにしましょう!iOS関係ならSwiftを使ってもメンテの人手には困……らないかどうかはわからない。責任は取りません。

ちなみに上の図の画像はいらすとやさんです。アクセスポイントにははんぺんを使いました。便利ですね。

TraitとBar周りの英単語の語彙が乏しいのでドキュメント読み直した

本記事はiOSアドベントカレンダーの12日目です。

qiita.com

アドベンチャーモードの分量と難易度、どっちも調整おかしいんじゃねえのと思いながら週末溶かしてアドベントカレンダーどころではなくなった。

  • 現在地

看板が読める気がするいややっぱわからん

雑談はさておいて、本記事では、ドキュメントが英語で書いてあってよく読み取れないので頑張って読み取ります。
新規性なんてなかった。

本記事のネタを書くに至った経緯について

上手に UINavigationBar に背景画像を表示させたいな!端末のサイズによって適切な背景画像のサイズが異なるから上手に計算したいな!

そういえばsize classなるものがあってregularとcompactの2種類があったな?

Adaptivity and Layout - Visual Design - iOS - Human Interface Guidelines - Apple Developer

Size classes are traits that are automatically assigned to content areas based on their size. The system defines two size classes, regular (denotes expansive space) and compact (denotes constrained space), which describe the height and width of a view.

もしや setBackgroundUIBarMetrics を指定するときにこの知識が役に立つのでは…?

UIBarMetrics - UIKit | Apple Developer Documentation

Constants to specify metrics to use for appearance.
case default
Specifies default metrics for the device.
case compact
Specifies metrics when using the phone idiom.

なるほど、defaultとcompactの2種類があるんだな!いやdefaultってお前誰だよ。ていうかphone idiomってなんだよ。つーかprompt propertyってなんだよ。英語難しいな!

size classを擁するtraitについて

iOSのインターフェース環境はtrait(特徴)を持ち、このtraitには

  • size class ( UIUserInterfaceSizeClass )
    • 縦と横それぞれ
  • display scale (浮動小数点数)
  • display gamut ( UIDisplayGamut )
    • 色域のこと。iOSは基本的にsRGBを使用する。最近のディスプレイはP3対応。
  • user interface idiom ( UIUserInterfaceIdiom )
    • phonepad といったインターフェースの種類を指す。ちなみに、idiomには慣用句の他に表現方法という意味もあるらしい。
  • force touch capability ( UIForceTouchCapability )
    • 3D touchが使えるかどうか
  • layout direction ( UITraitEnvironmentLayoutDirection )
    • レイアウト方向がLTRかRTLか
  • user interface style ( UIUserInterfaceStyle )
    • darkスタイルにすべきかlightスタイルにすべきか。tvOSやCarPlay限定。
  • preferredContentSizeCategory ( UIContentSizeCategory )
    • Dynamic Typeでユーザが設定したサイズ???

がある。
これらはclass UITraitCollection でまとめて表されており、protocol UITraitEnvironment

var traitCollection: UITraitCollection { get }

func traitCollectionDidChange(_ previousTraitCollection: UITraitCollection?)

から取得することができる。

いろいろなscaleについて

UIScreen から取れるscaleは3種類存在する。

  • var traitCollection: UITraitCollection 経由で取れる displayScale
  • nativeScale
  • scale

このうち役割が違うのが nativeScale で(多分)、ユーザがDisplay Zoomの設定を変えると nativeScale の値も変わる(きっとそう)。

公式ドキュメントのどこかに明記されていたら教えてください。

色空間について

f:id:S_Shimotori:20181211135622p:plain:w150

Color - Visual Design - iOS - Human Interface Guidelines - Apple Developer

このグラフはXY色度図といい、XYZ表色系における色を2次元グラフ上に表したもの。Zの値はXとYが決まれば定義から求められるのでグラフ上には載っていない。

図中の三角形をカラートライアングルという。Display P3やsRGBなどの色空間が定める3原色をつないだもので、各色空間は三角形の中の色のみを再現できる。要するに、sRGBよりDisplay P3の方が再現可能な色が多い(だから必要な時はP3を使ってね!by Apple)ということが図から読み取れる。

本題: UINavigationBarの背景画像を変更する

次のメソッドで背景画像を設定することができる。

func setBackgroundImage(_ backgroundImage: UIImage?, for barMetrics: UIBarMetrics)

問題は

barMetrics
A bar metrics constant.

これ。

そもそもBarには protocol UIBarPositioning というprotocolが用意されていて、 UINavigationBarUISearchBarvar barPosition: UIBarPosition 経由でBarの位置を取得することができる。

この protocol UIBarPositioningenum UIBarPosition の他に enum UIBarMetrics を擁する。metrics = 指標。

なまえ 種類 役割
UIBarPositioning protocol Barの位置の取得方法を提供。 var barPosition をつければOK
UIBarPosition enum 上とか下とか
UIBarMetrics enum appearance(= 外観)のために用いる指標

UIBarMetrics は以下4つの要素を持つ。

  • default
    • Specifies default metrics for the device.
  • compact
    • Specifies metrics when using the phone idiom.
  • defaultPrompt
    • Specifies default metrics for the device for bars with the prompt property, such as UINavigationBar and UISearchBar .
  • compactPrompt
    • Specifies metrics for bars with the prompt property when using the phone idiom, such as UINavigationBar and UISearchBar .

compactとpromptが何を表しているかというと…

試しに

UINavigationBar.appearance().setBackgroundImage(赤色画像, for: .default)
UINavigationBar.appearance().setBackgroundImage(青色画像, for: .compact)

などでどちらが使われるか試してみると、

size class for w&h bar metrics
iPhone 8 compact&regular regular
iPhone 8 compact&compact compact
iPhone 8 Plus縦 compact&regular regular
iPhone 8 Plus横 regular&compact regular
iPhone XS Max compact&regular regular
iPhone XS Max regular&compact regular

となる。つまり

  • size classを雑に参照すれば UIBarMetrics も定まる 違う
  • .compact にphone idiomと書いてあるからiPhoneは全部 .compact になる 違う
  • Plus、Max、XRのような、Landscape時にregular&compactとなっている端末は常に .regular 設定が使われる ←これが正解!

である。

promptはこれのことっぽい。(が、prompt stringとセットで使っても反映されない・・)

f:id:S_Shimotori:20181211154209p:plain:w300

UINavigationBar - UIKit | Apple Developer Documentation

結論

  • 英語難しい
  • "compactPrompt"Google検索してもenum要素の1つであることしかわからないことがわかった。使ってる人あんまいないんちゃう?
  • func setBackgroundImage(_: barMetrics:) はそこまで上手にやってくれないので我々が頑張りましょう。縦時背景画像は .regular で横時背景画像は .compact とか設定するのは間違い。

参考文献

iOSDC Japan 2018でネットワークスタッフと30分セッションとシークレットLTをやりました #iosdc

Qiita記事書いたらブログ書こうと思っていたら1週間が経過しました。

iosdc.jp

ネットワークスタッフをしました

ここまでの経緯

母校でDroidKaigi2016が開催されるというので当日スタッフに参入

DroidKaigi2017でコアスタッフとしてCONBUさんを見学

DroidKaigi2018でネットワーク専門コアスタッフ

iOSDC2018でネットワークチーム参入(not コア、not CONBU)

適当に仕事を抜け出してセッションを聴きに行きたいのでコアスタッフではないしその予定もない。

成果

今回はサーバサイドをやったがうまくできなかったのでそのへんでリベンジする。うまくできなかったぶん当日は宣伝に注力した。
8の字巻きにはもう慣れたと思う。

LANケーブルを作る仕事はネットワークスタッフにはない*1のだがちょうどいい機会なので初作成した。作ったものはいまこの瞬間、有線接続するのに活躍している。
他のスタッフのみんなは1本作るのに3分くらいでできるだとか家に工具があるだとかが常識らしいが私にはよくわからない。ぐろ〜ばるIPもちょっとよくわかりたくない。

30分セッションをしました

フォントと組版の30分入門 by S_Shimotori | プロポーザル | iOSDC Japan 2018 - fortee.jp

出したら通ってしまったので登壇した。聴衆が何を期待しているのかは無視して自分の好きなことをしゃべった。

t.co

結果タイ語アラビア語に質問が集中したので別途Qiita記事を書いた。流石にあまり馴染みがないようだ。でもWWDCで名指しで紹介されるような言語なので無視してはいけない。

qiita.com

資料を探すのに新宿区立図書館を使った。なんと西早稲田キャンパスの目の前、道を渡るだけ。なので西早稲田に行った回数はコアスタッフや早大◯◯理工学部の現役生の次くらいに多い自信がある。

あと印刷博物館は300円で楽しめるのでおすすめ

www.printing-museum.org

Qiita記事を書くのに苦労しました

iPhoneのスクショ画面はDisplay P3というカラープロファイルを使っているので、デフォルトカラープロファイルがsRGBであるIllustratorに配置すると色がおかしくなる。Photoshopは正しい色で扱ってくれる。

iPhone iOS 11 screenshots problem on illustrator – Adobe Illustrator Feedback

シークレットLTをしました

東松さんがほとんどしゃべっていたとかいうツッコミはいけない。宣伝のためだ。iOSエンジニアにネットワークチームへ入ってもらうためだ。なので許してください。

f:id:S_Shimotori:20180908171942p:plain

ネットワークやりたい人を募集しています

iOSDCネットワークチームでは新しいことを始めたい人を募集しています。8の字巻きやアクセスポイント配置やサーバサイドならiOSエンジニアでもできると思います。
カンファレンスのWi-Fiは繋がらないものだと思い込んでいる人たちのその思い込みをやっつけるためにがんばりたい。この記事を読んだ人はネットワークスタッフへの応募を必ず検討してください。約束ですよ。

*1:既製品をまとめ買いするため

iOSDC Japan 2018でネットワークスタッフと『フォントと組版の30分入門』をやります #iosdc

iOSDC Japan 2018でやること

  • ネットワークチームのおしごと
  • 『フォントと組版の30分入門』

ネットワークスタッフのおしごと

クイズ!1000人規模のカンファレンスでネットワーク環境を提供するには何をすればいいでしょうか。

ネットワークスタッフは、私の認識が正しければ次のようなチーム分けになっている。

  • wifi: WLCとAPと配線のお世話
  • ネットワーク: IXのお世話
  • サーバ: データセンター内に各種サーバを用意

くわしくは当日暇そうなネットワークスタッフを捕まえて聞いてほしい。
私が経験済みなのは配線(DroidKaigi 2018)とDHCP/TFTP/DNSサーバ(今回)である。しかしDHCPサーバが完動している形跡がないので危うい。

以下はお役立ち情報。

『フォントと組版の30分入門』

2018/08/31 16:00〜 Track Cです。

フォントと組版の30分入門 by S_Shimotori | プロポーザル | iOSDC Japan 2018 - fortee.jp

iOSエンジニアに聞いて欲しいトーク、っていうんならこういう分野もありなのかな??と思って出したら通ってしまった。説明書きに『間違えるとこわーい人にツッコミを入れられてしまうかも!』とあるが、ツッコミを入れられてしまう可能性が高いのは登壇する私自身である。書籍や企業HPや大学HPならば大丈夫だろうと思ってどうにか調べている。

組版の話となれば流石にこれは避けられないと思って作った。本格的な縦組みは私の能力では不可能なので、セッションで深掘りするつもりはない。許してほしい。こんなん無理。

そのかわり……にはならないかもしれないが、こういうのをやってみた。

話に聞いていただけのものを実際に見たりやったりというのは楽しいね。
というわけで、本セッションは以下に当てはまる方に聞いて欲しい。

✅フォントや組版を気にしたことがない人
✅まず実物を見たほうが取り掛かりやすい人
✅歴史が好きな人
✅アプリ多言語化対応の予定がある人
✅同人誌を読む側の人

以下の方にはお楽しみいただけないかもしれません。

❌フォント警察
絶対フォント感の解説はできませんゴメンナサイ。。ていうか代わりにやって欲しい。
校閲のプロ
これは入門編ですこわいですやめてくださいこわいよ〜〜〜
❌業務で縦書きをしている人、予定がある人
ていうか代わりに(ry

登壇練習会 at Ebisu

さきほどTimersさんのオフィスで登壇練習会をしてきた。みなさんありがとうございます。ネタバレはできないので、ぜひみなさん自身の目で確かめて欲しい。どれも面白い話で本番が楽しみ。

むしろ自分の発表がみんなに負けないくらい面白いかどうか不安になってきた。正確には、フォントも組版も面白いのは間違い無いんだけど、自分がそれをちゃんと伝えられるかどうか不安になってきた。最後の追い込み頑張ります。

"Thanks for inventing javascript" を解読してみた

JavaScriptの気持ちになってみた
時々Swiftの話が出てくるのは気分の問題
JavaScript書いたことないので解釈間違えてそう

typeof NaN

typeof NaN

'number'

これは別に普通ではなかろうか。そうでもないのか??いやまあ名前に反してるかもしれないが。

NaN - Wikipedia

個人的にはこっちのほうが微妙↓↓

typeof typeof NaN

'string'

いいのか文字列で。いいのか。はい。
Swiftはmetatype typeで返す。

type(of: type(of: Float.nan))

Float.Type

9999999999999999

9999999999999999

10000000000000000

JavaScriptのNumberは実は64bit float。

符号部 指数部 仮数
0 10000110100 0001110000110111100100110111111000001000000000000000

これを10進数に戻すと 10000000000000000 になってしまう。

0.5 + 0.1 == 0.6 / 0.1 + 0.2 == 0.3

0.5 + 0.1 == 0.6

true

符号部 指数部 仮数
0.5 0 01111111110 0000000000000000000000000000000000000000000000000000
0.1 0 01111111011 1001100110011001100110011001100110011001100110011010
0.5+0.1 0 01111111110 0011001100110011001100110011001100110011001100110011
0.6 0 01111111110 0011001100110011001100110011001100110011001100110011
0.1 + 0.2 == 0.3

false

符号部 指数部 仮数
0.1 0 01111111011 1001100110011001100110011001100110011001100110011010
0.2 0 01111111100 1001100110011001100110011001100110011001100110011010
0.1+0.2 0 01111111101 0011001100110011001100110011001100110011001100110100
0.3 0 01111111101 0011001100110011001100110011001100110011001100110011

浮動小数点数の宿命。

Math.max() / Math.min()

Math.max()

-Infinity

Math.min()

Infinity

仕様です。

各静的メソッドの構文は次のようになっている。

Math.max([value1[,value2[, ...]]])
Math.min([value1[,value2[, ...]]])

Swiftの max(_:_:)min(_:_:) は1つ以上の引数を要するのでそもそもこんなことはできない。

加算演算子

加算演算子の処理方法はちゃんと仕様で決まっている。

以下意訳

  1. lref を左辺の評価結果とする。
  2. lvallref の参照外しの結果とする。
  3. rref を右辺の評価結果とする。
  4. rvalrref の参照外しの結果とする。
  5. lprimlval をプリミティブ化したものとする。
  6. rprimrval をプリミティブ化したものとする。
  7. lprimrprim のどちらかがStringならそれぞれをStringにして結合結果を返す。そうでなければNumberにして和を返す。

[] + [] / [] + {} / {} + []

[] + []

''

[] + {}

'[object Object]'

{} + []

0

配列の足し算は未定義っぽい。むずかしい。

'[object Object]' については ''[object Object] を足してみたのだろうなあと推測できなくはないが、 0 は厳しい。 0 + NaNNaN になるならまだわかる。

ちなみに、

{} + {}

'[object Object][object Object]'

let a = []
let o = {}
a + o

'[object Object]'

[] + {} === {} + []

true

等々となるので、 {} + []'[object Object]' を返してくれさえすれば未定義といえど辻褄が合っているように見える。気がする。

(!+[]+[]+![]).length

(!+[]+[]+![]).length

9

.length はここでは関係ない。

! + []

true

あの…なんで ! + [] が成立するんでしょうか…。 [] + !! が引数(?)を要求するのでさすがにダメ。

! + [] はさておき、 ! + [] + []true + []'true' + '''true'と考えればそれっぽい。

【追記ここから】
そういえば単項演算子+ とかいうのいましたね…

  1. expr を左辺を評価したものとする
  2. Numberに変換したものを返す

なので、 ! + []! (+ [])!0true

ご指摘ありがとうございました。
【ここまで】

論理否定演算子

  1. expr を右辺を評価したものとする。
  2. oldValueexpr をBooleanに変換したものとする。
  3. oldValuetrue なら falsefalse なら true

という処理をするので、 ![]![]!truefalse となるっぽい。じゃあなんで ! + []true なのかと聞かれるとやはりわからない。

【追記ここから】
[]true であり 0 であり、 0false 。なるほど。
【ここまで】

9+"1"

9+"1"

"91"

"1" が文字列なので文字列結合が実行される。

91 - "1"

91 - "1"

90

減算演算子の場合は lprimrprim の型にかかわらずNumberに変換した上で四則演算が実行される。

"a" などが含まれている場合、 NaN に変換されるので減算結果も NaN になる。

等価演算子

仕様上、

== の判断は

  1. 両辺が同じ型なら === の結果次第。
  2. 両辺がどちらも nullundefined だったら true
  3. NumberとStringの比較の場合はStringの方をNumberに変換したうえで == で比較。
  4. Booleanの場合はそれをNumberに変換した上で == で比較。
  5. 両辺のどちらか一方がObjectだった場合はそちらをプリミティブ化したうえで == で比較。
  6. 以上のどれにも当てはまらない場合は false

=== の処理は

  1. 両辺の型が違うなら false
  2. Numberのとき、どちらかが NaN なら false 。同じ値なら true-0+0 は同じ値とみなす)。どれでもないなら false
  3. Number以外のときは型の種類ごとに両辺が同じかどうかを判断。

となっている。

true + true + true === 3

true + true + true === 3

true

true はStringではないのでNumberに変換した上で加算する。 true1 扱い。
両辺ともに同じ数となるので結果は true

true == 1 / true === 1

true == 1

true

true == 11 == 11 === 1 と経て最後は true

true === 1

false

両辺の型が違うので false

[] == 0

[] == 0

true

空の配列 [] をプリミティブ化した時に 0 になるので 0 === 0true
ちなみに空文字列で "" == 0 した場合も true

けっきょくよくわからなかったこと

  • ! + [] がなぜOKなのか 【追記】解決した
    • ! はAdditiveExpressionということでいいんですかね
  • [] == 0true[""] == 0true["a"] == 0false なのはなぜか
    • 空文字列と同様に空配列はfalseな感じがあるらしいが、それがどこに書いてあるのか仕様が長すぎてわからない
      • 【追記】 []true00falseobjecttrue というのが原因だろうが、ここまで来るともはや何が何だかわからない。
  • Swiftで [] + [:] とやると[(key: AnyHashable, value: Any)]型になるのだが、この + はどこからきたのか

むずかしい!

参考文献

typeof

浮動小数点数ツール

max / min

加算演算子

等価演算子